[雑記] 大きくなったら何になる?(たー)

皆さんは大きくなったら何になりたいですか?(たー)

 

娘はこの4月から小学5年生なんですが、去年あたりまではよく「パパは大きくなったら何になりたい?」と聞いてきたものでした。本人が将来なりたいものについていろいろ考えていたからなんでしょうね。最近は、なりたいものが定まったのか、お年頃なのか、もう言わなくなりましたが。

「大きくなったら何になりたい?」と聞かれたときの私の答えは、たいてい「ダイバー」か「陶芸家」です。

 

海っていいですよね。特に南の島の透明な海。きつめの日差しと、どこまでも続く水。キラキラ光る波の下でカラフルな魚が泳いでたりすれば、もう楽園。

ダイビングは、もうずいぶん昔にライセンスを取得しまして。沖縄や海外に潜りに行ったものです。浜でボンベを背負ってマスクを付けて、ぺたぺた歩いて海に入ると、もう浮遊。透明度が高い海だと、眼下に見える海底が泳ぎ始めからだんだん下へ遠ざかっていって、まるで空を飛んでいるような感覚です。上下左右に鳥ならぬ魚が悠々と舞う中、自分も空気調節で自由自在に上昇下降停止旋回。水中で仁王立ちして下方を見れば、武舞台に気功砲を打つ天津飯の気分です。

なんて偉そうに言ってますが、お金がなくてガッツリはまれませんでした。ボンベもスーツも買わず、ライセンスを取得した後3回ほど体験ダイビングで潜って、それっきり。結婚したら妻や娘と一緒に再開しようと夢見てたんですけど、いざそのときが来て、海でシュノーケリングから始めてみようとしたところ、2人とも「くわえるところが、おえってなるので無理」とのたまった。夢ははかなく散りました…。

腹いせに、むかし潜りに行ったとき撮った慶良間の写真を貼ります。美しい。

もしかしてだけど、これ見て社内にダイビング部が立ち上がるんじゃないの?

 

陶芸のほうは、妻の実家が兵庫県三田市にありまして。三田と言えば三田焼が有名。市内には陶芸体験できるところがいくつかありまして、親戚の子供たちも連れて何度か行って作品をつくりました。

陶芸もいいですよね。いつもおじゃまするところでは、ろくろではなくて、手びねりと言って、保育園や小学校の粘土遊びの要領で器の形を作ります。

粘土をこねていると無心になれたり、童心に返ったりできる。なんてことをよく言いますが、そう言っているうちは、まだまだ序の口。序二段レベルともなると、神の境地です。「ヒトは私の形に似せて作ろう」とか「首の長いウマ作ったりして~」とか「マジ? 鼻の長いの、それ採用? マジ?」とか言いながら作ったんだろうな的なことを考えながら、無から有を生み出す創造神の形相で粘土に向き合うわけです。作るのは皿とかコップですが。

そんな気分に浸りながら作った、どこからどう見ても年少さんの作品にしか見えない粘土細工も、プロの方に焼いてもらうと、いい仕事してます級の逸品に化けるんです、これが。
てなわけで、我が歴代の作品をご覧じろ。

月が右に出ている夜の孤独

 

ベビーパウダーとお線香

 

言い過ぎざるを得なかった

 

ちりめんじゃこの激情

 

どんなもんですか。すごくない? 下に付けたフレーズは作品のスローガンです。本職の方が焼いて色も選んで付けてくださるんですけど、これを劇的ビフォーアフターと言わずして。写真下手でごめん。

もしかしてだけど、陶芸部のほうが実現するんじゃないの? テクノ・プロ・ジャパンには、クリエイティブ度数の高い社員が揃っているので、けっこう名作が誕生するかもしれない。お皿の会社になるかもしれない。
弊社では年に数回、日本各地に散らばる全社員が集結して宴会、じゃなくて会議するんですが、いつかみんなでこう。そのときは皆さんもぜひ。

 

しかしあれですね。子供の成長を見ていると、10年で本当にいろんなことができるようになってるし、この先の10年もきっと自覚無意識を問わず多くのことにチャレンジしていくんだろうなと感じます。僕たち大人は、未来が迎えに来てくれる子供とは違って、現実の荒波ザブーンですが、とは言ってもまだまだ線路は続くよどこまでも。知恵と経験とフレンドシップで、楽しくつましくたくましく。皆さんは大きくなったら何になりたいですか?