私がこれまでに書いた雑記系記事のなかで最もアクセス数が多いのは、「これから植樹の儀に臨む貴方へ」です(忘れそうになりますが、ここは翻訳会社の公式ブログです)。

最近はどの検索エンジン経由でも検索キーワードが秘匿されてしまうせいで厳密なところはわかりませんが、「植樹の儀」で検索した方が少なからず当ブログに流入してきているものと推測しています。そのうちの何割かは、式を控えて緊張している新郎新婦さんなのでしょう。それなのにあの記事なのですから、申し訳ない気持ちになります。「クララが立った」じゃねぇよ、っていう。

 

いやまぁ、しかし、今思い返しても注意すべきは盛る土の量くらいで、あとは最悪頭が真っ白になってしまったって大丈夫なんですよ。私たち夫婦が式を挙げた目黒雅叙園(※1)について言えば、上の記事にも書いたとおり、新郎新婦には常に式場の人が付き添って、礼をするタイミングなんかを逐一教えてくれるのです。

むしろ、親族の方にはそういう人が付かないので、そちらの方が緊張するんじゃないでしょうか。実際、式場に入る前の親族紹介では、義父が親族の名前や関係性を次々に間違うアクシデントがありましたからね。実父の方は比較的滞りなくという感じではありましたが、新郎サイドの人数が少なかったことが大きいでしょう。

そうはいっても、実際にその様子を見てみたい方もいらっしゃるに違いありません。せっかくなので、アルバムから抜粋してお見せしましょう。

植樹中。

植樹中はこんな感じです。多少はイメージが掴めますでしょうか。新郎が片手で押さえているところに二人で土を盛っていきます。回数は確か一人3回。私たち夫婦は盛った土が少なくて、途中で倒れてしまったことは、先の記事に書いたとおりです。

数分後。記憶ほど土を使い切っていたわけではない様子。

さて、このとき植えた植物(「新生活」or「クララ」)は、持ち帰りが認められています。私たちも持ち帰りました。とはいえ、私の方はあまり植物に興味がなく、妻の方は植物好きではあるのですが、たまに水やりを忘れたりするものですから(※2)、その後程なくして枯れ果てたようで、知らぬ間に廃棄されていました。まぁもともと大事な場面で傾くような野郎でしたからね。仕方ないですね。今では代わりにアボカドが植えられています。

それでも、もうじき式から一年。別段トラブルはありません。だから、心配しなくたっていいじゃないですか。

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※1 旧称。現在は「ホテル雅叙園東京」と言うそうです。
※2 曰く、「うちは厳しく育てる方針だから」と。