ラグビーのW杯で日本が南アを下した大番狂わせが話題になっていますね。スポーツにはあまり興味がないので流してしまっていましたが、SNS界隈では「ヤムチャがベジータを倒した」「ボールでシャアザクを倒した」など、さまざまな喩えが飛び交っておりました。こうやって比喩を使っていただければ、門外漢にもその衝撃のほどが伝わってくるというものです。(庶務課の光留)

 

私で喩えるなら、「私に海外から人が訪ねてきた」という感じでしょうか。ええ、つい2日ほど前の話なのですが、もう大金星ですよ。なにせ、私のFacebookの友人の数は9人ですからね。現代の20代の必須コミュニケーションツール、LINEですら12人、うち普段からやり取りするのは2人。携帯の着信履歴は9割社長ときたものです。これを歴史的偉業と言わずして何と言う。アイルランド人も狂喜乱舞するというものではないでしょうか。

 

さて、はるばるルーマニアからやってきたその友人とは、中野で会うことになりました。アニメをはじめとする各種の現代日本文化が好きだとよく話していたからです。そして、こちらとしては、中野ブロードウェイの一箇所でほぼほぼすべてのニーズが事足りるであろうという目論見があったからです。油断すると携帯の着信履歴の画面が社長の名前で埋まるレベルの人付き合いのなさですからね。他人とどうやって時間を潰せばいいのか、そもそもどんな場所があるのか。少なくとも中野であれば、そういったリサーチに頭を悩ませる必要はありません。おもちゃもある。漫画もある。鉄道模型もある。あらゆるサブカルが一箇所に揃っていれば、十分な時間を過ごすことができるだろうと、そう考えたのです。私の中のエディー・ジョーンズも「南アに勝つ」と言っておりました。勝算はあったのです。

 

しかし、悔やむべきはキックオフ時間。少々遅すぎました。当初の待ち合わせ時刻は18:00であったものの、エディー・ジャパンがピッチに集合したのは19:30。これに対して、中野ブロードウェイのほとんどのお店の閉店時間は20時です。「直前の鎌倉滞在がいささか長すぎたのがよくなかった」そう語るルーマニアの彼女に、私は、試合後のインタビューで謝罪の弁を述べる南ア監督の姿を重ねていました。

 

ただ、店内には入れないものの、シャッターが閉まっていないお店もそれなりにはあり、ショーケースの中のめずらしいグッズを前に、友人本人はもとより、そのお姉さんも、一緒に来たお友達も、たいそう喜んでくれたのは救いでした。さらに、1箇所だけ少々遅くまで開いているお店があったおかげで、かろうじてお買い物を楽しんでもらうこともできたので、ギリギリセーフと言っても差し支えないでしょう。

 

その後は焼き鳥屋さんで食事をして別れました。こちらについては、途中でお姉さんから焼き鳥の歴史について聞かれるアクシデントはあったものの、概ねトラブルもなく、満足いただけたようでした。今は長野にいるはずです。どうか、引き続きよい旅を。

 

なお、これと同趣旨の話をFacebookに掲載したところ、これまでに「いいね!」が2件集まっております。よろしくお願いいたします。