社長のハリーです。深夜、ラジオをかけていると、「ユニバーサルツーリズム」なる言葉が聞こえてきました。兵庫県豊岡市にある城崎温泉の取り組みを紹介するインタビューでした。
ユニバーサルツーリズムとは何ぞや、と興味深く聞いたのですが、あらためて観光庁のWebサイトにあたってみると、「高齢や障がい等の有無にかかわらず、すべての人が安心して楽しめる旅行」を指すとのこと。
城崎温泉では、このユニバーサルツーリズムに取り組み、おもてなしに取り入れているとのことです。観光案内所に関連の情報を提供できるスタッフを配置したり、電動車椅子を貸し出したり、車通りの少ない道や車椅子でも通れる橋を示したマップを作ったり。
ラジオを聴いていてハッとしたのですが、介護・介助が必要な人にも温泉に入ってもらえるよう、ヘルパーさん2名体制で入浴をサポートしてくれるサービスがあるそうです。いいサービスだな、と思いました。このサービスが早くできていたら、自分の父(故人)も連れて行くこともできたかもしれません。元気な頃は温泉が大好きで、毎週のように出かけていた父も、大きな病気をしてからはすっかり足が遠のいてしまいました。高齢者にとっては、あらゆる物が障害になります。距離、段差、傾斜、温度、足元の素材……。
歳を取るということは、ひとつずつ静かに諦めていくこと、手放していくことなのかもしれない、と老親の老いを間近で見ていて思ったりしていますが、こういう「ユニバーサル」な街づくりが進み、サービスも増えたら、そういう寂しい思いをせずに済むかもしれません。
ユニバーサルツーリズム、広まるといいですね。自分は初めて聞く言葉でした。弊社には観光・インバウンド系の翻訳やコンテンツ制作を行うチームがあるので、把握しているか聞いてみようと思います。翻訳の方面から、ユニバーサルツーリズムの普及のお手伝いをしたいものです♨
※ちなみに、「ユニバーサルツーリズム」は日本独自の表現で、英語圏では「Accessible Tourism」と言うそうです。

2年前の盛夏に城崎温泉を訪れたときの写真です。川沿いに柳が揺れていて、いかにも温泉街と言った風情でした。
